![]() それいけ!アンパンマン アンパンマンとおやくそく(1) [DVD] バイキンマンは本気を出さない神の世界に属するバイキンマンは、ある意味自然界そのものだから、一個の生命体というよりも、台風とか山火事のような、自然災害に近い存在。物語終盤、顔も失い、包囲された以前の勇者は、「ジャムおじさん、腐敗と発酵の違いを知っていますか?」と尋ねる。 「あの歌は、空っぽの中身に愛と勇気を詰め込んで、自らのアイデンティティのよりどころである悪と(本人の意志はともかく)戦い続ける日常を繰り返すための歌」であって、アンパンマンに対する応援歌ではないんだと思う。適切な食品添加物を生地に加えることで、ジャムおじさんの工場は、もうすぐたぶん、オリジナルよりも耐腐食性、耐候性に優れ、性格的にも従順な「神殺しの武器」を作りはじめる。 現状維持を望む勢力における正義というのは、あらゆる変化を「悪」と認識する程度に頭が悪くて、十分に強力な「正義の手先」であって、「正義が実現された望ましい世界」を自ら考え、作り出すほどに強力になった「正義の味方」なんて、望まれない。ジャムおじさんの介入を受けることなく成長していたら、彼らは山の神様として、人の世界に定期的に出現しては、食料と災厄をもたらす存在、 制御された神の化身がアンパンマン、制御しきれない荒魂がバイキンマンという、2面性を持った、典型的な日本の神様になるはずだったのです。 |
| << 前記事(2009/10/28) | トップへ | 後記事(2009/10/30)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2009/10/28) | トップへ | 後記事(2009/10/30)>> |